2010/05/23

畏敬の念

それほど・・・というより、ほとんど「鬼の絵」は売れていませんが、それでも、何かの折、買ってくださる方も居られます。

以前、そんな方の一人に「針灸医院の先生が居られました。
少し大きめの「鬼の肖像」を買ってくださり、診療所に掛けたい、とのこと。
こっちのほうが恐縮して「この絵で本当にいいのでしょうか」とお聞きすると「鬼は強いから、元気をくれそう」とのご返事。

日本人にとって「鬼」は恐怖だけではなく、その強さゆえに「尊敬」の対象でもあるのだなあ、と改めて思いました。

あの「鬼」、今でも「元気」を分けてくれているのでしょうか。
(作品は買っていただいたものとは違います。念のため。)

2010/05/16

パンジー


鬼が好きではありますが、固執しているわけではありません。
色んなものが、とにかく描きたくて、絵描きになりました。
でも、世の中、なかなか思い道理にならなくて、いろんなことをやってます。

ソフトのイラストレーターなどを教えながら、時間を見つけては趣味のように絵を描いているイラストレーターって、なかなかいないと思いません?

それでも、やっぱり、描くのがすきなんですよね。

2010/05/09

徒党

「徒党を組む」という言葉があります。
自分自身に対しての言葉ではなく、相手に対して使う言葉だそうです。

だから、鬼が徒党を組む・・・。

だけど、鬼側から見ると、「結束が固い」、となるのかもしれません。

人間は、最近はどうなのでしょう?

そういえば、鬼同士がいじめるなんて聞いたことないですよね。人間に対しては厳しいけれど。

人って「徒党」さえ組めなくなっているのかも・・・って、寂しいかも・・・。

2010/05/04

出てきた

今日、本屋さんで「ボールペンで書くイラスト」という本を見かけました。
中学校の頃から「筆記具」が好きで、色んな「筆記具」で絵を描いていました。
私にとって「筆記具」は文字ではなく絵を描く道具でした。
ことにボールペンは好きな「筆記具」で、中でも当時、流行語にもなった「まっくろけのけ」というペンが好きで、よく使っていたのを昨日の様に覚えています。

もちろん、「邪道」だったのでしょうが、この本を見かけたとき、ボールペンにも市民権が与えられたような気がして、さわやかな気持ちになりました。

私のボールペン画、です。